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レガシイの「Runaway」はオリジナルとは、ちょっと違う [資料]

RCAが正式録音したと思われる期間の「Runaway」を調べてみましたが
私は歌い出すまでの「ルーチン」に集中しましたので
肝心の「Runaway」自体の観察はみなさんにお任せすることにします。
何か気付きましたら教えて下さい。



 1969年8月21日DS 未発表(JAT「Elvis Sessions 3」情報)
 1969年8月21日MS 2CDs「Viva Las Vegas」Disc2
 1969年8月22日DS FTD「Elvis In Person」Disc2
 1969年8月22日MS 4CDs「Today Tomorrow & Forever」Disc3
 1969年8月23日DS 未発表
 1969年8月23日MS FTD「Elvis At The International」、1999年版「On Stage」
 1969年8月24日DS 4CDs「Live In Las Vegas」Disc1
 1969年8月24日MS 海賊盤「Here I Go Again」
 1969年8月25日DS オリジナルLP、レガシイ・・・
 1969年8月25日MS 未発表
 1969年8月26日DS 未発表
 1969年8月26日MS FTD「All Shook Up」・・・



  *  *  *  *



1969年8月21日DSバージョン
未発表(?)



研究書「Elvis Sessions 3」にはこのショーの曲目リストが載せられていて
そこに「Runaway」も見えるのですが、
1969年8月に関する「Elvis Sessions 3」の情報を鵜呑みにしてはイケナイことは、
既にエルヴィスママさんの記事FTD と「Elvis Sessions Ⅲ」でも明らかなので
http://blog.goo.ne.jp/kotobanokakera/e/f1756c7650d0cd08b7877f94d15bfdfb
このショーでホントに「Runaway」を歌ったのかは保証できませんし、
録音を担当した「Al Pachucki」が録音機器のチェック込みで
このショーを録音していたようですから、「Runaway」が歌われたとしても
それがマルチトラックテープに収められたかどうかは分からないのです。



  *  *  *  *



1969年8月21日MSバージョン
 2CDs「Viva Las Vegas」Disc2
 1.CDの頭出し信号
 2.ギターのつま弾き
 3.「Surrender」
 4.曲紹介
 5.ギターのつま弾き
 6.Runaway



ギターを手にすると「ひとネタ」やりたくなってしまうのでしょうか。
「Surrender」をハミングしています。



  *  *  *  *



1969年8月22日DSバージョン
 FTD「Elvis In Person」Disc2
 1.CDの頭出し信号
 2.ギターのつま弾き
 3.「Surrender」
 4.
 5.ギターのつま弾き
 6.Runaway



「Surrender」をハミングしますが、
すぐに自分でフッと笑い、曲紹介をせずに歌に入ります。
これで続けて2つのショーで「Surrender」をハミングしたことになりますが
1969年夏のライブでは、「Surrender」を何度ハミングしたのでしょうかね。
それと、このバージョンでは歌い出しが遅いので
結果的にイントロが長くなっています。



  *  *  *  *



1969年8月22日MSバージョン
 4CDs「Today Tomorrow & Forever」Disc3
 1.CDの頭出し信号
 2.ギターのつま弾き
 3.
 4.
 5.
 6.Runaway



4CDs「Today Tomorrow & Forever」には、
1969年8月22日MSからピックアップされた5曲が収録されていますが
折角連続して歌われた次の3曲が



 Baby What You Want Me To Do
 Runaway
 Funny How Time Slips Away



順番を入れ替えられて



 Baby What You Want Me To Do
 Funny How Time Slips Away
 Runaway



になっていますし、「Runaway」は演奏が終わった途端に、
拍手等がカットされて収録されましたから
エンディングには何の余韻もなく、これでいいのかな?と感じます。
こんな感じですから4CDs「Today Tomorrow & Forever」に
「聞こえる情報」をどこまで信用していいのか分かりませんけど
ギターをポロンと弾いて、曲紹介をせずに歌い出すことを
ここにメモしておきます。



  *  *  *  *



1969年8月23日DSバージョン
 未発表



海賊盤「Here I Go Again」のジャケットには
「8月23日DS」が入っているように書かれていますが
実際に入っていたのは「8月24日MS」でした。
正規盤、海賊盤業者が共に



  海賊盤「Here I Go Again」と重ならないように



と考えて、「8月23日DS」を避けるようにして
アルバムを発表してきたためなのでしょうか?、
それともSonyでさえ「8月23日DS」のテープの在処が
現在も掴めていないのでしょうか?
現時点で「8月23日DS」からは「Runaway」だけでなく
1曲も発表されていないのです。



  *  *  *  *



1969年8月23日MSバージョン
 1999年版「On Stage」
 1.CDの頭出し信号
 2.
 3.
 4.
 5.
 6.Runaway



 FTD「Elvis At The International」
 0.ギターのつま弾き
 1.CDの頭出し信号
 2.
 3.
 4.曲紹介
 5.
 6.Runaway



FTD「Elvis At The International」では
CDの頭出し信号が曲紹介に合わせてありますが
前トラック「Baby What You Want Me To Do」の最後の部分で
ギターを鳴らしたことが確認出来ます。



1999年版「On Stage」では、ギターのつま弾きと曲紹介はカットされ、
CDの頭出し信号のあとすぐに「Runaway」を歌い始めます。



【大切な話】
1999年版「On Stage」収録の「Runaway」は日本盤ブックレットには
1999年の時点で「未発表ではない」ように書かれていますが
実際は海賊盤でも未発表だったこの「8月23日MS」バージョンでした。
詐欺組織EPFC関係者が書いた「いいかげんな話」を読むために
私は1999年版「On Stage」の日本盤を買ってしまったのです。
今回、輸入盤「レガシイ」は、amazonで1,287円で買いましたが
4月21日に発売予定の日本盤「オン・ステージ・レガシー・エディション」は
3,990円だとか。みなさん、悔いの残らない買い物をしましょう。



  *  *  *  *



1969年8月24日DSバージョン
 4CDs「Live In Las Vegas」Disc1
 1.CDの頭出し信号
 2.
 3.
 4.
 5.
 6.Runaway



4CDs「Live In Las Vegas」のDisc1は
「8月24日DS」をほぼ完全収録しているように思えますが、
なぜかショーの半ばで語られた「Elvis Talks About His Career」が
Disc1の最後に移されたりしていますので
「信用ならないCD」であるように思います。
「ポロン」も「曲紹介」も入っていませんけど
当日のショーは、どうだったのか分りませんね。



  *  *  *  *



1969年8月24日MSバージョン
 海賊盤「Here I Go Again」
 0.ギターのつま弾き
 0.曲紹介
 1.CDの頭出し信号
 2.
 3.
 4.
 5.
 6.Runaway



「8月24日MS」の曲は、FTD「Writing For The King」Disc2などでも
数多く発表されていますが、「Runaway」については
海賊盤「Here I Go Again」以外では発表されていないと思います。
CDの前トラック「Baby What You Want Me To Do」の最後の部分に
「ポロン+曲紹介」が聞こえるだけでなく
「Runaway」を歌い終わったあとすぐに、
次の曲「Are You Lonesome Tonight」を思わせるフレーズを
ギターで弾いているのが分かります。



  *  *  *  *



1969年8月25日DSバージョン
 海賊盤「Good Times Never Seemed So Good」(アンダブド)
 1.CDの頭出し信号
 2.ギターのつま弾き
 3.
 4.
 5.
 6.Runaway



 オリジナルLP「On Stage - February 1970」
 1.CDの頭出し信号
 2.ギターのつま弾き
 3.
 4.
 5.
 6.Runaway



 FTD「Elvis In Person」Disc1(ボーナス・トラック)
 1.CDの頭出し信号
 2.ギターのつま弾き
 3.
 4.
 5.
 6.Runaway



 新譜「On Stage: Legacy Edition」
 1.CDの頭出し信号
 2.
 3.
 4.
 5.
 6.Runaway



オリジナルLP「On Stage - February 1970」は、
ライブの「つぎはぎ盤」ですから、
「いつ録音されたのか分からない拍手歓声」の中から
「Runaway」がフェイドインして来ても、
明らかに「編集後の音声ファイル」なわけで
それを素材に、ここで何かを語るとは思ってもいなかったのですが・・・



海賊盤「Good Times Never Seemed So Good」(アンダブド)、
オリジナルLP「On Stage - February 1970」と
FTD「Elvis In Person」Disc1(ボーナス・トラック)に収録されている
「Runaway」には「ギターのつま弾き」が聞こえますが
新譜「On Stage: Legacy Edition」には聞こえません。



「レガシイ(遺産)」と名付けるぐらいだから
丹念にオリジナル・マスターを再現するように
リマスタリングを行っているのかと思っていましたが
こりゃ、そうでも無さそうですね。



  食い潰すつもりか?(笑)



先に発売された「From Elvis In Memphis」のレガシイ盤も
聴き方を変えなければなりません。



  *  *  *  *



1969年8月25日MSバージョン 未発表
1969年8月26日DSバージョン 未発表



これら2つのショーから「Runaway」の発表は
現在のところありません。



  *  *  *  *



1969年8月26日MSバージョン
 3CDs「Collectors Gold」
 0.ギターのつま弾き
 1.CDの頭出し信号
 2.
 3.
 4.曲紹介
 5.
 6.Runaway
 7.観客席にいたデル・シャノンの紹介



 FTD「All Shook Up」
 0.ギターのつま弾き
 1.CDの頭出し信号
 2.
 3.
 4.曲紹介
 5.
 6.Runaway
 7.観客席にいたデル・シャノンの紹介



前トラックの「Baby What You Want Me To Do」の最後尾に
ギターのつま弾きが聞こえ、「Runaway」を歌い終わったあとに
観客席にいたデル・シャノンを紹介するパターンは
3CDs「Collectors Gold」とFTD「All Shook Up」で共通です。


1969年「Runaway」の余分な話 (2010年3月まとめ) [資料]

レガシイオリジナルLP「On Stage - February 1970」に収録された
「Runaway」は・・・



 1984年頃には

  「1969年8月22日録音」と間違えられ、



 1996年頃には

  「1969年8月24日DS録音」と間違えられ、



 どうやら1998年頃から言われ始めた

  「1969年8月25日DS録音」が正しい情報のようで、



 今では

  1969年8月25日DSにて録音

  1969年9月26日にギター・ソロをリペア

  1970年3月31日~4月1日にコーラスをオーバーダブ



であると信じられています。

そしてこの情報を支えるのは



  別のショーの「Runaway」とは違うから



という、良く言えば反証法的、悪く言えば原始的な方法なのですが

それをしなけりゃ終われません。

ここで、「Runaway」を並べておきます。

RCAが正式録音をした1969年8月21日~26日を見比べればいいわけで・・・



 1969年8月21日DS 未発表(JAT「Elvis Sessions 3」情報)

 1969年8月21日MS 2CDs「Viva Las Vegas」Disc2

 1969年8月22日DS FTD「Elvis In Person」Disc2

 1969年8月22日MS 4CDs「Today Tomorrow & Forever」Disc3

 1969年8月23日DS 未発表

 1969年8月23日MS FTD「Elvis At The International」、1999年版「On Stage」

 1969年8月24日DS 4CDs「Live In Las Vegas」Disc1

 1969年8月24日MS 海賊盤「Here I Go Again」

 1969年8月25日DS オリジナルLP、レガシイ

 1969年8月25日MS 未発表

 1969年8月26日DS 未発表

 1969年8月26日MS FTD「All Shook Up」


1999年版「On Stage」と、「レガシイ」ではちゃんとオリジナルLPと

同じショーの「Runaway」を収録していることになりますが、

そもそも1970年の録音でもない曲を混ぜておいて

オリジナルのタイトルを「On Stage - February 1970」としたのが

おかしいと言えばおかしいので、

CDジャケットは、1999年版「On Stage」の「February 1970」抜きが・・・

って、こんな話は「CDコレクター」に任せておきましょうか。



「2010年3月まとめ」と言っても、

まとまらないのがエルヴィス考古学のいいところ(笑)

まあ、「その先」があるから興味が尽きないのですけれど [E:good]


ちょこっとレビュー 最新リマスター盤「Viva Las Vegas」 [クチコミ]

20100318viva



ジャケットの雰囲気はキャムデン盤のそれと似たような感じで、

ざっと聞いてみたところ、ダブル・フィーチャーズ・シリーズのような

モコモコとした音ではなく、

オリジナルLP/EP/Singleに聞こえていたヒスノイズを

無理遣りに消したわけでもなく、

また、FTD盤のリマスタリングとも違っていて、まあ無難な出来ではないでしょうか。



「Viva Las Vegas」は、3トラックテープの分離度をそのまま活かしたようで、

例えば「What'd I Say」のコーラスは歌詞が聞き取れるほどに

ハッキリと右側から聞こえてきます。

ジャケットには「MASTERED BY VIC ANESINI AT BATTERY STUDIOS,NYC」と書かれており、

「Roustabout」のジャケットには何も説明がないことを見ると、

「Roustabout」はオリジナルLPのイメージを損なわないようにマスタリングが施され、

「オリジナル」が無い「Viva Las Vegas」については、

「1960年代に出されていたら」の前提でリミックスされたように思えます。



「You're The Boss」は、テイク16が入っています。

これは海賊盤LP「Elvis Rocks And Girls Roll」に収録されたアセテート盤と同じであり、

FTD「Viva Las Vegas」でマスターとして収録されたバージョンとも同じです。

こうなると3CDs「Collector's Gold」で発表された「テイク16+3」のスプライシング・テイクは、

あくまでも「Collector's Gold」向けに編集されたものであり、

映画からカットされたもののMGMもテイク16をマスターとして

使用するつもりであったとの考えが強くなるのであります。



「Yellow Rose Of Texas / The Eyes Of Texas」は、

FTD「Viva LasVegas」バージョンとは違い、

キャムデン盤「Elvis Sings Flaming Star」に入っていたものと同じで、

「The Eyes Of Texas」の3番からエルヴィスのボーカルを消したバージョンです。

これも「1960年代に出されていたら」の考えに沿って

リマスタリングが施されたと考えられる要因になっています。



ちょこっとレビュー終了。


Music Ages [クチコミ]

できるだけ簡潔に主張してみます。

3Dテレビは人間の「錯覚」を利用して映像を飛び出させている。
あくまでも錯覚が「素晴らしいもの」を生み出しているのである。

もしもオーディオに細工がしてあって
聞き手の脳内にα波が発生しやすいような音を生み出しているとしたら
それが高級オーディオと呼ばれていたら・・・

「優れた特性」のトランジスタよりも真空管を使ったアンプが好まれたり
CDよりもレコードが好まれたり・・・
やはり、録音された音以外の要素がそこにあり、
聞き手に錯覚を起こさせている可能性は否定できない。

ここで一枚のCDを紹介する。
4種類の4曲入りEPをCD化した「Music Ages」は
技術革新によって「贅沢な耳」にされてしまった現代人には
耐えられないほど「変な音」がする。
しかし当時のファンは、エルヴィスが聞きたくて
こんな音でも、ありがたく、愉しく、聞いていたのである。

しかし、ありがたく、愉しく、聞けることこそ
ファンにとってこの上ない喜びではないか。
Music Ages」を聞いて、当時の様子を思い浮かべ
当時のファンと心通わせるのも悪くはない。

こんな時代だから。

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「I Think I'm Gonna Like It Here」(1/2) [資料]

Fun In Acapulco.jpg
上の画像はFTD「Fun In Acapulco」に添付されたブックレットの1ページ目でして、
「I Think I'm Gonna Like It Here」が全部で4トラック収録されているのが分かります。

Track 8 I Think I'm Gonna Like It Here
Track16 I Think I'm Gonna Like It Here - SPLICED MASTER
Track20 I Think I'm Gonna Like It Here - TAKE1
Track26 I Think I'm Gonna Like It Here (REMAKE) - TAKE11,12,13

しかしこの説明は非常に不親切でして、
読み手に混乱を与える表現でもあるのです。

【想像しうる間違え方】
1.「Track 8」はオリジナルLPで発表されたレコード・マスターです。
  「Track16」に「SPLICED MASTER」の表現が見えると
  レコード・マスターは「SPLICED (つなぎ編集)」されていないように
  勘違いしてしまうのですけれど、なんてことはない、
  テイク10の一部をテイク7に差し替えた・・・
  つまり、レコード・マスターも「SPLICED MASTER」なのです。
2.「Track16」が「SPLICED MASTER」と説明されると
  レコード・マスター候補になったものの
  お蔵入りしていたような印象を受けますが、なんてことはない、
  テイク18とテイク19をつないだこの「SPLICED MASTER」は
  映画バージョンなんです。
3.「Track20」にテイク1が見えていて、
  「Track16」が「REMAKE」と説明されると
  時間が経ってから再録音されたバージョンに思えるのですけど
  なんてことはない、テイク1~10は1963年1月22日の録音で
  テイク11~19は、その翌日である1963年1月23日の録音なのです。
  更に言うのであれば、「REMAKE」と言うよりもその録音の目的が
  映画バージョンの作成にあったことが明らかなのです。

従いまして、ブックレットの1ページ目を書き換えるとするならば

Track 8 RECORD MASTER (SPLICED 7&10) (Jan.22,1963)
Track16 MOVIE MASTER (SPLICED 18&19) (Jan.23,1963)
Track20 RECORD VERSION (TAKE1) (Jan.22,1963)
Track26 MOVIE VERSION (TAKE11,12,13) (Jan.23,1963)

この方が分かりやすいでしょうね。

次回は最新リマスター・サントラ盤「Fun In Acapulco」と
FTD盤「Fun In Acapulco」の関係をSo-net SNSメンバー限定で書きます・・・ここには書かないってことです。


RECORD MASTER


MOVIE MASTER
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